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今日は大名ちんちんで麺。
大将や店員さんの威勢の良い歓呼に迎えら入店。
月替わりの「えび塩ラーメン」にググっと惹かれるも、今回はヘルシー路線でねぎそばを注文。

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おぉ!白銀葱と揚げ葱がこんもりと盛られている。
くぅ~!!白髪葱好きの私的に・・・かなりそそる絵ですぞ。この景色は。。

麺はやや細めの縮れ麺。色は結構黄色い。食った感じからして卵麺ではないようなので、この黄色はカンスイの発色かな?私の中ではカンスイを拒む理由なんてないので、全く問題なし。

スープは透明のガラ系のようです。パッと見・・鳥だけのような感じがするけど、しっかり豚も入っているようですね。ウマイウマイ。
スープの余熱で葱を調理(?)しつつ無事完食!

次回は「えび塩ラーメン」ですな
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by love_chicken | 2007-10-22 12:00
収容所群島(1) 1918-1956 文学的考察
ソルジェニーツィン / / ブッキング
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旧ソ連の政治犯などが≪ぶち込まれた≫矯正収容所についての書物です。
書評を書ける自信がないので・・・自分の考えをまとめる意味で心に刺さったくだりのみ抜粋しました。興味のある方は御一読を。興味のない方はスルーでw


*****


私は胸に何か重苦しいものを感じながら、数年の間、すでに完成したこの書物の出版を思いとどまってきた。

それはまだ生きている人たちに対する義務のほうが、死んでしまった人たちに対する義務よりも重かったからである。

しかし、いずれにしても国家保安委員会がこの書物を押収してしまった今となっては、ただちにこの本に出版にふみきるほかに残された道はないのである。

木村浩訳「収容所群島1」
『献辞』冒頭より抜粋


*****


私はこの≪群島≫で過ごした十一年間を恥だとも呪わしい悪夢とも思わず、かえって自分の血とし肉とした。いや、それどころか、私はあの醜い世界をほとんど愛さんばかりであった。
そしていまや、幸せなめぐり合わせによって、≪群島≫の新しい話や手紙がたくさん私のもとに寄せられている。だから私はそうした骨や肉をいくらか提供できるかもしれない。

中略

この物語を創るのはひとりの人間にあまることであった。私が自分の目と耳を働かせ、自分の皮膚と記憶に焼きつけて、≪群島≫から持ち出せるだけ持ち出したもののほかに・・・

総計二二二七人

に及ぶ人々が、その物語や回想や手紙の形で、この書物の資料にとなるものを、提供しくれたのである。
私はそれらの人々に対して、ここで私個人の謝意を表すことはしない。それは、この書物が迫害され責め殺されたすべての人びとのためにわれわれが一致協力してうちたてた鎮魂の碑だからである。

木村浩訳「収容所群島1」
『献辞』より抜粋


*****


その頃はこんな具合だったという情景をひとつ紹介しよう。

(モスクワ州で)地区の党代表者会議が行われている。会議の進行を務めているのは、さいきんぶち込まれた書記の代わりに任命された地区委員会の新しい書記だ。
会議の終わりに同志スターリンにあてた忠誠のメッセージが採択される。もちろん、全員が立ち上がる(会議の途中でもスターリンの名が出るたびに全員がいっせいに立ち上がったが)。

小さな会議室に≪嵐のような大喝采≫が巻き起こる。三分、四分、五分、と経っても依然として嵐のような大喝采が続いている。もう掌が痛い。いや、挙げた腕もしびれてしまった。年配の人々は息を切らしている。いまではスターリンを心の底から崇拝している人びとにさえ耐えがたいほどばからしくなっている。だが、いったい思い切って先頭をきって拍手をやめるものがいるだろうか?それができるのは演壇に立ってたった今このメッセージを朗読したばかりの地区委員会書記のはずだ。

だが彼は最近なったばかりだから、彼はぶち込まれた前任者の代りだから、彼自身がおっかなびっくりなのだ!誰が最初にやめるかを彼らは注視しているのだ!・・・・・・こうして名もない小会議室の拍手は≪指導者≫も知らないまままだ続く。

六分! 七分! 八分・・・・・

もう駄目だ!万事休すだ!心臓が破裂してぶっ倒れるまで、もうやめるわけにはいかないのだ!これがまだ会議室の奥の隅っこの方なら、人が混んでるし、拍手の回数を減らしたり、叩き方を加減したりしてちょっぴりインチキをやることができようが、人の目が向いている幹部席いては!?

土地の製紙工場の工場長は自主性のあるしっかりした人間だが、彼も幹部席に立ち、この拍手は欺瞞だ、このままではにっちもさっちもいかないと知りつつ拍手している!

九分! 十分! 

彼はもの思わしげに地区委員会書記を見るが、書記はやめようとしない。ばかげている!どいつここいつも!かすかな期待を込めて互いを見渡しながら、だが顔には歓喜の表情を浮かべて、地区の指導者たちはぶっ倒れるまで、担架で外に運び出されるまで拍手を続けるだろう!そんなことになっても残った者たちは身じろぎもしまい!・・・・・・・

そこで製紙工場の工場長は十二分目にさりげないふうを装い、幹部席の自分の席に腰を下ろす。
すると――おお、奇跡!――抑えきれないような、筆舌に尽くしがたいような全員の熱狂はどこへ消え失せてしまったのだろう?皆いっせいにそこで拍手をやめ、やはり腰を下ろす。助かった!
一匹の栗鼠が車から飛び出すことに気づいたのだ!・・・・

だがしかし、ちょうどこんな具合にして自主性のある人たちがかわってしまうのだ。
ちょうどこんな具合にして自主性のあるひとたちが取り除かれてしまうのだ。
その晩、工場長は逮捕された。
彼にはまったく別件で十年の刑が申し渡される。だが彼が二〇六号(最終調書)に署名した後、取調官はこんな注意をする。

「だから決して最初に拍手をやめてはいけないんですよ!」
(それではどうしたらいいと言うのだ?どうしたら拍手はやめられると言うのだ?・・・・)


木村浩訳「収容所群島1」
第二章104項『わが下水道の歴史』


*****


まあ、こんな感じでやっていきます。
消化の助けになればいいんだけど・・・無駄骨になるような気が・・・(笑)
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by love_chicken | 2007-10-21 10:58
「『まさや』の真のオススメはトンカツ定食らしい。。。」

「ラーメンの美味いそば屋」で鳴らす、まさやのそんな噂を聞いたのは半年前か?
聞くだけそのまま放置プレイだったのだが、最近にわかに気になり・・・今日はまさやに突入。

入店して席につきメニューを物色。
一瞬、ラーメンに心ゆすられるも、初志貫徹・・・噂のトンカツ定食を頼む。
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モリモリのワンプレート定食てすね。これに白飯がついてきます。味噌汁、漬物はナシ。
メインはもちろんトンカツ。脇役に目玉焼き、白身フライといったところか・・・・?
まあ、あじはそこそこです。白身フライが意外にうまい。
白身フライ研究家としては嬉しいかぎり。

しかし、このボリュームで1300円はかなり高いよな。
この値段であればせめて・・・小鉢、漬物、味噌汁はつけて欲しいかも??


結論:やっぱり・・・当店のオススメはラーメン。
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by love_chicken | 2007-10-20 12:00
今日はへのさんのブログで気になっていた、入船食堂に御邪魔。

店そのものは下町情緒溢れる大衆食堂なのだが、店を仕切る店主はなぜかレゲエ系。さらにレジカウンター奥には、ナツカシヤ・・・ファミカセ(ファミコンのカセット)が山のように。。。
なんか楽しそうな店ですね。

昼メニューはラーメン各種に定食モノ。それに一品料理が少々といったところ。今回のオーダーはもちろん・・・・温つけめん
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朝元祖の影響か?あまり腹が減っていないので今回は「小」を注文。
丼にチャーシュー、うずら、のりなどの具材が盛られています。チャーシューはトロトロに煮込まれているようです。美味そうですね。

麺は中程度のちぢれ系。加水率は比較的高いようです。表面はツルツル中はモッチリ芯はシコシコとしています。個人的に好きだなぁ・・・この食感。縮れもしっかりしているので汁との絡みも良好。ただ・・惜しむらくはその長さ。ちょっと短いようで、「ズズ・・・」と少々啜るだけで終わってしまうのがなんとも物足りない。もう少し長くして、豪快に啜りたいものです。

汁は塩分控えめの、シッカリ豚骨。汁を飲み下した後、鼻腔にほのかに残る「骨っぽさ」が面白い。当店の豚骨・・・どちらかといえば博多よりも、久留米の豚骨に近いような気がするんだけど・・・そう思うのは自分だけかな?
ま、なににしても「骨」と「脂」のバリっと効いた骨太スープですね。

「小」ということもあって・・あっという間に完食。
次回は夜、一杯呑みでお邪魔しますね。


余談ですが、隣の中華「シャン」がすごく気になる・・・・・
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by love_chicken | 2007-10-17 12:00
勝手に絶望する若者たち (幻冬舎新書 あ 2-1)
荒井 千暁 / / 幻冬舎
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1、仕事を教えてくれなかった
2、即戦力になれなかった
3、意見を聞いてもらえなかった。一方的だった
4、したいことをやらせてもらえなかった
5、採用面接では『したいことは何か』と詳しく聞かれたが、実際は別の仕事だった
6、職場の雰囲気が悪かった。遊び場と思っている人もいれば、陰湿な言動もある
7、一方的な責任を負わされた
8、ハラスメントを受けた

団塊ジュニアが就職して早々に職場を去る主な理由。。。

「今の若い人たちの労働観が分からない」

超就職氷河期をくぐり抜けてきたにもかかわらず、葛藤の末・・・職場を去り、絶望の果てに就職浪人となる団塊ジュニア世代。
それら団塊ジュニアの・・ある意味「突飛な」職場行動に首をかしげる監理監督者たち。

もはや「若い」とはいえない、30代全般の「生き方と仕事」に悩む団塊ジュニアに対し、産業医でもあった著者が、状況をつぶさに分析し、新たな生き方を提案する、少々の愛情のこもった処方箋。

***

団塊ジュニア世代の私としては、苦い思い出と共に「あぁ、昔こんな時期もあったなぁ・・・」と考えさせられる本でした。

団塊ジュニアの特長なのかわかりませんが、自分の能力を過剰に見積もり、「何故任せてくれないのか?」「何故、こんな仕事しか任せないの?」と・・・社内で必要とされている自分の役割と、自分が抱いている「仕事人としての理想像」のギャップに悶々と悩んだ時期が・・・たしかに私にもあった。

しかし、そんな思いは働いているうちに、薄れ・・・・

組織が自分に何を求めているのか?
自分に何ができるか?

考えるようになるんですよね。。。

情けない話ですが、私も自分の能力を机の上につき置いて、客体として見つめることができるようになるまで少々の時間がかかりました。(今も見れてないかもしれないけど・・笑)

本書ではそのような我々世代の特異な性質に、具体的な手法でもって心の持ち方の「修正方法」を提案しています。
ちょっと読みにくくはあるけど、まあ面白い本でした。




でも・・でもでも、個人的に冒頭の「職場を去る理由」に対して、つい『甘えてるなぁ・・・』と、いう思いを禁じ得ないのですが。。
それは私が「雇われる側」から「雇う側」になった事にともなう心境変化に起因することなのかな?そうであれば、それは経営者の横暴と言うものなのでしょうね。結局、立場が変わっただけで全く成長していないかも・・・(自嘲)

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by love_chicken | 2007-10-15 14:17
最近「くじ運」がいい。

といっても、私ではなく我社のくじ運が・・・だ。

本業である建設業の入札方式が従来型より「総合評価方式」にかわり、ある程度の不良不適格業者の排除、客観的技術評価による入札金額の調整が行われるようになったものの・・・・やはり同額(最高得点かつ最低制限価格)での入札があり、「くじ運」に頼る部分がいまだに大きいのだが・・・・その「くじ運」が今年に入ってから結構いいのだ。

最低制限での入札なので、利益率は低くいものの、施工期間中は人件費も出るし、また少々の利益も見込めるので、この形での受注が続く限り予想外の要素で赤字にならなければ財務体質を悪化させることはないのだ。(といっても・・・決して楽ではない)

このままミラクルが続いてくれればうれしんだけどなぁ・・・そうもいかないだろうから、財務体質が健全な今のうちに新規事業を推し進めなければ。。

***

帰国してから久々の「朝元祖」は結構ヘヴィでした。
「朝から、よくこんなの食べてたなぁ。。」と自嘲しながら・・無事完食。

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あと気づいたことと言えば・・・

入口の冷水機が卓上式の新品になっている!!

いやー、元祖の本店にしては奮発しましたね。
以前のチョロチョロと出る・・・頼りない冷水機に比べると、かなり快適です。
有難いことです。

***

出張帰りと言う事もあり、なんだかんだでセワシイ1日でした。

朝の元祖が効いたのか?まったく腹が減らないので、昼はジュンク堂で暇つぶし。

ソルジェニーツィンの「収容所群島」3・4巻を探すも店頭に無いので、取り寄せ注文。
約2週間かかるらしく、つなぎで「城塞」、「医療の限界」、「勝手に失望する若者たち」、「日本人の精神と資本主義の倫理」、「孤独のグルメ」を購入。
「孤独のグルメ」は小一時間で読了。マンガだしね。これで2週間もつかなぁ?
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by love_chicken | 2007-10-09 00:00
孤独のグルメ (扶桑社文庫)
久住 昌之 / / 扶桑社
スコア選択: ★★★




下戸で愛煙家、甘いモノ好きの主人公、井之頭五郎の食日記を淡々と描いた漫画。

冒頭の下りはいつも「腹減った・・・」ではじまり、飛び入りで大衆食堂や甘味処に駆け込む。
闖入する店はどこか懐かしい店から、少し前よりもてはやされている、自然派のカフェのようなものまでさまざま。

美食や珍味などを追及・紹介する、ありきたりな「食いモノ系漫画」とは違い、ごくごくありふれた日常食やジャンク系、コンビニ食などを取り上げ、決して美味しいとはいえない(←失礼)食事を、主人公が大変おいしそうに喰らい、そこに「幸せ」を見出しているところが本書の特徴であろうか?従来の「食いモノ系漫画」とは少々ちがう切り口で「食」を描いているところが面白い、食書(食マンガ?)である。

***

私は「グルメ」という単語が嫌いです。
このフランス語で「大食漢」、「食いしん坊」などの意味を持つ単語は、雑誌などでさんざん使い古されたせいか、陳腐であり、またどこかシッタカブッテいるようなイメージを私に抱かせるんですよね。
なので、いつもであればこの単語を冠した書物はあまり読まないのだけれども・・今回は、表紙の温和そうな男の表情と「孤独」という単語に魅かれてついつい購入。

内容は主人公がなんてことない日常食をひたすら食いまくるというもの。
かなりの大食漢のようで、とにかくものすごい量食ってます。
焼肉腹いっぱい喰って、そのあとにチャプチェを注文し、その間、白飯は2杯食いあげるという、驚異的な健啖っぷりを発揮。しかも終始おいしそうに食べているので、みてて気持ちよいですね。

主人公の訪れる店々について、店や店員の雰囲気、注文までの主人公の葛藤、常連さんや店主とのやり取りなどについて、細かな描写が行われるなど、従来の食いものマンガとは少し違う視座より紹介されています。

また、取り上げている対象がありふれた食事処なので、物語そのものも淡々としています。
「落ち」も妙なタイミングで来るためか?マンガ全体の雰囲気として、つげ義春の「李さん一家」のテンポを思い起こしてしまうのですが・・・それは私だけでしょうか?(笑)

「これは!?」というような、つい引き込まれてしまうような見所はないけど、ついつい読み返してしまう・・そんなマンガでした。
最近の「グルメ」情報や「グルメ」マンガに辟易している人にとっては新鮮で面白いかも・・・?
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by love_chicken | 2007-10-08 00:00
帰国早々の飲酒はクーネル→AIDAと、定番のルート。
AIDA閉店後、店主やいつものメンバーとビンロウの夜に向かうも、途中から完全に記憶喪失。聞くところによると・・・皆さんがドン引きするほどのテンションで、紹興酒や酒肴を注文しまくっていたようです。
しかも最後に汁ビーフンなんか啜っていたらしい。

あぁ・・情けない。
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by love_chicken | 2007-10-07 00:00
今日で出張も最後。機会は予定通り、米国に居残り。
あわよくば試験機を売ってきたかったのだが、残念ながらそう簡単事は運ばず・・・少し残念。
「来た、見た、売った」とは簡単にはいかないようです。(笑)
あとは現地の代理人と、機械に頑張ってもらうしかない。
無事壊れずにプレゼンをしてくれることを祈るばかりだ。

今回の出張で痛感したことなのだが、やはり英語は必須だ。
とにかく話せないと・・・文字通りお話にならない。
帰ったら簡単な会話ができる程度の勉強をするとしよう。

出張中、以前より追いかけていた韓国の案件が受注できそう・・という報告を受けていたので帰ったら、そちらのほうの検討だ。
(と言っても、実際に検討するのは技術陣なんだけど)


さて、帰ったらまずは元祖だ。
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by love_chicken | 2007-10-04 00:00
今日も夕食はホテルのBar。PCを持ち込んで店で更新しています。

今日のプレゼンはかなり荒れた。
最初から質問の応酬で、完全にゲストぺース。「エチオピアなど気候の厳しい場所で雨曝しにしても大丈夫なのか?」、「1年連続稼働しても丈夫なのか?」、「合衆国の上位基準をクリアしているのか?」など・・・パワーポイントすれさせてくれない(笑・泣)。
手応えはあったものの、厳しい質問もあって今後の課題ができた。受注まで越えるべき明確なハードルができ・・・ある意味ちょっと安心した。

クライアントとは、60日間のレンタル契約しているので、昼飯抜きで機械取扱の講習。(通訳との契約が夕方までしかなく、時間がもったいないので)頼むから壊してくれるなよぉ~。

***

夜は未だ残る時差のため眠れずに結構ヒマなこともあって、帰りの飛行機で読む予定であった、「収容所群島」2巻もほぼ読了。1巻読了時に書評を書こうか悩んだ末、書かない事にしたのだが・・・やはり書こうかと思い悩む。


名著の書評を表すということはある意味、困難かつ尊大なことだと思う。
読書とは著者と読者との会話であり共同作業であり、また格闘と言える。著者は読者を想定して文を紡ぎ自己の表現しようとするところを精巧に著わそうとする、読者はそのような著者の意図をどこまで拾えるか、自己の経験と知識を総動員して理解に努める。
お互いの波長が合致し共通理解が得られて初めてその書物は生まれた意味をもつし、その読者の書評が意味のあるものとなる。

しかし互いの波長があわずにうまく理解ができないときに・・・悲劇がおこる。
読者が著者の意図を理解できずに、その切れ味の良くない感性で著作物を裁断するのだ。それはあたかも鮮魚をナマクラの包丁で引き、その切り口が挽き肉状になるほどに酷く、本にとっても、読者にとっても悲劇的であり滑稽なことでもある。
「坂の上の雲」は戦記となり、「人間失格」は悲劇の物語になってしまうのだ。
言い換えるのであれば、素人書評の本質とは、その本の評価などではなく、読者のオツムの程度の表現であると言える。

と、思う。

以上のことを踏まえた上で、果たして私がソルジェニー・ツィンが心血を注いだこの実話の書評を書けるのか・・・?


多分むり。

バカがばれる。(いや・・・もうバレれるか?笑)

ということで、やっぱやめよっと。

***

さて、ワシントンも今宵で最後。あすはロスで仕事です。
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by love_chicken | 2007-10-03 07:58
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